自覚症状がほとんどないB型またはC型肝炎ウイルス  誰でも一度は検診を!

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回は感染に気づいたときには慢性肝炎や肝臓がんに進行していることもある肝炎ウイルスの正しい知識や感染予防のについて都が啓発する取り組みや、夏休みに家族で楽しみながら節電アクションに取り組める「東京クールホーム・ビンゴ」を紹介しました。

◆「肝炎ウイルス検診」の受診を!

7月28日(木)は、「日本肝炎デー」で、7月25日(月)~7月31日(日)までの1週間は、「肝臓週間」です。

都では、「肝臓週間」を中心として、肝炎に関する正しい知識や、肝炎ウイルスへの感染予防の大切さを、都民の皆さんに知ってもらうための啓発活動を行っています。

肝臓がんで亡くなる人は、全国で、年間、約2万5,000人です。

B型肝炎ウイルス、または、C型肝炎ウイルスの感染が原因で肝臓がんを発症する割合は、約6割ですが、これらの肝炎ウイルスは、感染していても自覚症状がほとんどなく、感染に気づいたときには、慢性肝炎や肝臓がんに進行していることもあります。

B型肝炎やC型肝炎は、早期発見・早期治療が大切で、都では、肝炎ウイルス検診を受診したことがない人は、一度は受診するよう、呼びかけています。

検診は、お住まいの区市町村で、無料で受けることができます。

詳しくは、福祉保健局健康推進課(電話03-5320-4367)までお問い合わせください。

また、肝臓や、肝臓の病気についての相談を受け付ける、「肝疾患相談センター」が、虎の門病院(電話03-3560-7672)と、武蔵野赤十字病院(電話0422-32-3135)に設置されています。

どちらも、看護師など、専門の相談員が、平日の午前9時30分~午後4時まで対応しています。

関連リンク
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kensui/etc/kanen/index.html

都では、夏休み期間に、家族で楽しみながら節電アクションに取り組んでもらうため、「東京クールホーム・ビンゴ」を始めます。

「東京クールホーム・ビンゴ」は、5月から始めている、子どもが主役になって、家庭で環境アクションに取り組む事業「わが家の環境局長事業」の、夏休みスペシャルコンテンツです。

現在、都が推進している「HTT」(「電力を減らすH」「電力を創るT」「電力を蓄めるT」)の取り組みを中心に、この夏の電力ひっ迫を乗り越え、家庭部門の省エネを加速させるものです。

まず、スマートフォンなどで、ウェブサイトにアクセスし、登録を行います。

次に、ビンゴゲームをしながら、「環境アクション」を実行します。

3ビンゴを達成したら、「環境局長ポイント」を獲得でき、ポイントが8個たまると、10月~11月に実施予定の、上野公園スペシャル観覧ご招待などの、お楽しみイベント参加に応募できます。

ビンゴゲームに参加できるのは、8月31日(水)までです。

詳しくは、環境局のウェブサイトをご覧ください。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/07/15/24.html
https://www.green-kids.gdbl.jp/

◆「サイエンスカフェ in 上北沢」開催

東京都医学総合研究所では、40回目となる、「サイエンスカフェ in 上北沢」の参加者を募集しています。

「サイエンスカフェ in 上北沢」は、和やかな雰囲気の中で研究者と語り合うイベントです。40回目となる今回のテーマは、「細胞の中をのぞいてみよう! ~働くタンパク質~」です。

最新の画像や動画で、さまざまなタンパク質が働いている様子を見ることができます。

8月6日(土)午後2時~3時、Zoomを使ったオンライン開催です。

対象は、小学校高学年以上で、参加費は無料です。8月3日(水)までに、登録フォームからお申し込みください。

定員は、500人です。

関連リンク
https://www.igakuken.or.jp/public/science/science40.html

<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:杉浦みずき、白戸ゆめの
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

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