熱帯低気圧 不明瞭となりながらも暖湿気持ち込む

26日(火)は、北海道付近の高気圧が千島近海に移動し、日本のはるか東の高気圧はほとんど停滞します。一方、日本の南の熱帯低気圧は次第に不明瞭となる見通しですが、上記二つの高気圧の間に暖湿気が流れ込むため、日本のはるか東~東北付近に前線がのびる見込みです。この影響で、北~東日本や西日本の太平洋側では雲が広がりやすく、雨の降る所が多いでしょう。雷を伴い激しく降る所もある見込みです。
また、日本海西部の高気圧は日本海中部に移動します。このため、西日本の日本海側では晴れ間が広がるでしょう。ただ、午後は所によりにわか雨や雷雨がありそうです。
南西諸島は概ね晴れますが、熱帯由来の暖かく湿った空気の流れ込みで、所によりにわか雨がある予想です。

気象予報士・吉田 信雄

画像について:26日午前9時の予想天気図。

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