<高校野球千葉大会>準決勝・市立船橋vs拓殖大紅陵 秋春そして夏も対戦

<高校野球千葉大会>市立船橋vs拓殖大紅陵 準決勝を終えた両校にインタビュー

 7月24日行われた準決勝【市立船橋 vs 拓殖大紅陵】の試合では、市立船橋が7―5という接戦で勝利を掴みました。

 いよいよ大会の終了が目前となったいま、選手たちは何を想うのか…。
 両校の選手に話を聞くことができました。

市立船橋 3年 森本哲星 選手
「コンディショニングとしては、疲労も溜まってきているんですけど、残り1勝、甲子園目指して、次負けたら意味がないので、次も全力で頑張りたいと思います」

 この準決勝に向けた想いはどのようなものだったか、森本選手が語ってくれました。

市立船橋 3年 森本哲星 選手
「自分が失点してしまった時も、チームのみんなが助けてくれて点数を取ってくれたので、最後の8、9回は全力で投げて0点に抑えようという気持ちで投げました」

 いよいよあと甲子園まであと1戦となった抱負については―

市立船橋 3年 森本哲星 選手
「あと一勝、全力で頑張っていきたいと思っています」

 一方、決勝を目の前にしてここで敗退となった拓殖大紅陵。

 大接戦となった今回の試合について、拓殖大紅陵の薬師神選手は…。

拓殖大紅陵 3年 薬師神将哉 選手
「自分がもう1本打っておけば、点に絡んでおけば、市立船橋に勝てたのかなと思います」

 秋、春と市立船橋相手に悔しい思いを重ねてきた拓殖大紅陵。

拓殖大紅陵 3年 薬師神将哉 選手
「全員で、3度目の正直という事で『今回は絶対に勝って甲子園に行くんだ』という気持ちで臨んだんですけど、それが叶わなかったというのが本当に悔しい」

拓殖大紅陵 3年 薬師神将哉 選手
「メンバーから外れてしまった3年生が、メンバーのためにお手伝いなどをいろいろしてくれたので、その3年生のためにもと思ってやっていたので…。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」

 また、今回の試合について、小堺選手は―

拓殖大紅陵 3年 小堺心温 選手
「自分たちの実力がなくて、最後負けてしまったので、『悔しい』に限ります」

 この試合にどんな気持ちで挑んだかについても語ってくれました。

拓殖大紅陵 3年 小堺心温 選手
「疲労もあったんですけど、『負けないという気持ち』を持って、マウンドに立ちました」

 市立船橋に対するリベンジの気持ちについては…。

拓殖大紅陵 3年 小堺心温 選手
「今回こそは勝ってやろうと思っていたんですけど、自分の疲労も出てきて、投げれなかったというのもあって、皆に迷惑をかけてしまったこともあったので、皆には感謝だと思います」

 小堺選手に、最後の夏が終わったいま、一番に感謝を伝えたい相手を聞きました。

拓殖大紅陵 3年 小堺心温 選手
「親や、応援してくれた人だったり、監督・指導者だったり…自分たちを支えてくれた人皆に感謝しています」

 小堺選手の投球ひとつひとつを祈るように見つめていた小堺選手の母への想いについては―

拓殖大紅陵 3年 小堺心温 選手
「3年間といわず、10数年、自分のことを支えてくれていたので、ありがとうという言葉しかないです」

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