維新代表選ではパーティー券企業売り禁止も争点

 日本維新の会は松井一郎代表が辞任の意向を示したことから、来月にも後任選挙が実施される見通しだが、国会議員団政調会長の足立康史衆院議員はツイッターで出馬意欲をうかがわせている。

 足立氏は政治家が資金集めのために開くパーティーについて「維新の会もパーティーを開くことは認められているが『個人売りは個人献金と同じなのでいいが、企業売りは企業団体献金を受けていることと変わらない』との指摘がある。全く同感」としたうえで「日本維新の会の国会議員として、パーティー券の企業売りは禁止する方向で声をあげていきたい」とツイッターで企業への券売を禁止するよう努めるとしている。

 また「政党から党幹部に対する政策活動費、組織活動費といわれるような領収書が不要な抜け穴がある」とも指摘しており「このルートを遮断するのが本来のあり方」とこれにも是正していくべきとの考えを示している。

 足立氏は、この二つは党代表選挙の大きな争点になりうるし、しなければならないと提起した。

 これに22日「党改革を期待するなら足立さんに代表になってもらうのが一番」など賛同の声があがっており、足立氏は「自分でも、そう考え始めています」と出馬の意向をうかがわせている。党代表選挙を巡っては馬場伸幸共同代表(国会議員団代表)らの名前も挙がっている。(編集担当:森高龍二)

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