<高校野球>きょう決勝 ノーシード聖望学園とAシード浦和学院が激突 「13年ぶり」か「史上初」か

聖望学園―山村学園 4回裏聖望学園2死一、三塁、勝ち越しの右前適時打を放った大橋が一塁へ駆け込む。一塁手千葉=24日、県営大宮球場

(24日・県営大宮)

 第11日は準決勝を行い、Aシード浦和学院とノーシード聖望学園が決勝に進出した。決勝進出は、浦和学院が2年連続20度目、聖望学園が6年ぶり7度目となった。

 4年ぶりに4強入りした聖望学園は、5―4でAシード山村学園を下した。2点ビハインドの四回に3者連続タイムリーで3点を奪い逆転。先発岡部から東山の継投で4失点に抑えた。

 2年連続で準決勝に駒を進めた浦和学院は、10―5でCシード花咲徳栄との乱打戦を制した。1点を追う七回に八谷が逆転3ランを放ち、八回にも小林のタイムリーと金田の2点適時打でリードを広げた。

 決勝は26日、午前10時から県営大宮球場で行われる。浦和学院は史上初の県内5季連続優勝と3季連続甲子園出場を目指し、聖望学園は13年ぶり4度目の栄冠を狙う。

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