「みそ汁代わりにラーメンをペロリ」熱海富士関がこよなく愛する“大盛りメシ”が自慢の食堂【愛情ごはん】

フライパンごと出てくる大人気メニューの「トンテキ定食」です。ランチのご飯は大盛無料。重さ、なんと1.2kg。大きなお皿に山盛りのごはん、たっぷりのカレーをかけたカツカレー。カツが小さく見えます。

この料理を出しているのは、静岡県三島市にある「光玉母食堂 めし しんちゃん」。店主は杉山信二さんです。

<光玉母食堂 めし しんちゃん 店主 杉山信二さん>

「第一に自分の食べたいものを出す。あとは、お客さんに喜んでもらいたい」

実は、杉山さん、40歳までアマチュア相撲で活躍していたんです。およそ15年前から大盛メニューを始めました。驚くのは、ご飯の盛り方!早送りで見てみると…。

<光玉母 食堂めし しんちゃん 店主 杉山信二さん>

「普通のごはんでだいたい500〜600g。大盛りは1.2kgぐらい。『食べきれなかったよ』って言われると、『よっしゃ!勝った!』と思う。ワハハハハ」

お客さんの反応は?

<常連客>

Q.久しぶりにきてどう思う?

「忘れてた、料理の量を!」

「量も味も最高」

「第二の実家、週2か、週3回来る」

Q.なぜ第二の実家?

「おかみさんが気さくに話してくれる」

料理と同じくらい人気なのが奥さんの美香さんです。

<杉山さん夫婦>

「24時間ほとんど一緒だけど喧嘩はしません。愛し合ってるもんね」

「はい!」

「ほら!」

「おいしいもの出すのは当たり前。それプラス何か!この笑顔」

さらに、杉山さん、三島の相撲クラブで子どもたちに相撲を教えているんです。その相撲クラブで出会ったのが、熱海市出身の大相撲力士。十両の熱海富士関です。

杉山さんは、熱海富士関の小学生時代から相撲の指導をしていました。熱海富士関は高校を入学してしばらくは、この店に下宿していたそうです。そんな熱海富士関が大好物だったメニューが店の一番人気大きな唐揚げと焼き肉が自慢「焼きから定食」。

<杉山さん夫婦>

「普通に3合は食べていた。みそ汁代わりにラーメン」

「ぺろりと食べていた。学校から帰ってきたらまずご飯を食べてそれから皿洗い」

「体は大きいけど機転の利く子であちこち動いてくれた」

「頑張って、もっともっと強くなって日本人横綱になってもらいたい」

「けがが心配。けが無く頑張ってほしい」

元気いっぱい、ボリューム満点、「食堂しんちゃん」。最後に、今後の展望を聞かせてください。

<杉山さん夫婦>

「お客さんに愛されて無理なくゆっくりながーくやれればいいなと」

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