後輩が顎けが…先輩が顔にライター近付けて 朝霞駐屯地・飲食施設で3年前に 酔っていた先輩、記憶なく

陸上自衛隊・朝霞駐屯地

 陸上自衛隊朝霞駐屯地は25日、後輩隊員の顔にライターを近づけ、けがを負わせるなどしたとして、第1施設大隊所属、3等陸曹男性(32)に対して停職16日の懲戒処分を行った、と発表した。

 同駐屯地によると、3等陸曹は2019年6月25日午後、同駐屯地の飲食施設「隊員クラブ」で、後輩隊員の顔にライターを近づけ、顎にけがを負わせ、もう一人の後輩隊員の私物を損壊した。3等陸曹は同日夕方以降、同施設で酒を飲んでいた。同年10月、同部隊の内部調査で傷害などの行為が発覚した。調べに対して、3等陸曹は「酔っていて覚えていない」と話しているという。

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