材料3つで簡単!本格ちんすこうのレシピ

材料3つで簡単!本格ちんすこうのレシピ

あの沖縄土産を手作りしよう!

素朴でおいしい沖縄銘菓・ちんすこう。お土産でもらったらうれしいお菓子ですよね。 実はとてもシンプルな材料で、難しいコツもなく作れるスイーツなんです。 今回は、基本のちんすこうのレシピと一緒に、3種類のアレンジレシピもご紹介。 おやつにもぴったりな、手作りの本格的なちんすこうに挑戦してみませんか。

ちんすこうとは

ちんすこうとは、ラード・砂糖・小麦粉で作るクッキーのようなお菓子。

ちんすこうの始まりは、琉球王朝の後期にまでさかのぼります。 中国から派遣された冊封使の食事を用意するために学んだ中国料理(中国菓子)の知識と、薩摩藩の奉行を接待するために学んだ日本の菓子の知識を、琉球王国の料理人が融合させて生み出した、琉球独自のお菓子がちんすこうだといわれています。 今でこそ沖縄を代表するお菓子として、たくさんの人に親しまれているちんすこうですが、元来琉球王朝の王族、貴族がお祝い事の際に食べるような特別なお菓子だったそう。 ちんすこうという名前には、「黄金色に輝き、ほどけるような口当たりのお菓子」という意味も含むのだとか。 独自の文化が生み出した他にはないおいしさのちんすこう。 その歴史にも思いを馳せながら楽しみたいですね。

基本のちんすこうのレシピ(縦5cm×横2cmの型10個分)

ちんすこうの主な原材料はラード・砂糖・小麦粉の3つととてもシンプル。 まずは定番の、さとうきび糖で作る「基本のちんすこう」のレシピをご紹介します。

材料

  • ラード…30g

砂糖について

砂糖は、風味豊かで粒子が細かく扱いやすい、「宮古島ふんわりさとうきび糖」を使用。 とてもおいしくて扱いやすいお砂糖なので、ちんすこうに限らずいろんなお菓子で活躍する、常備しておくのにおすすめのお砂糖です。

使用する型について

今回はクッキー型を軽く横につぶし、縦5cm×横2cmに成形した抜型を使用しました(型は「BIRKMANNクッキー抜き型 波型」)。 お手持ちの抜型で抜いたり、包丁で好きなサイズにカットしたりしてもOK!

下準備

  • ラードを室温に置いて、やわらかくしておく

作り方

1. やわらかいラードの入ったボウルにさとうきび糖をふるい入れ、ゴムベラで混ぜる。

生地を冷蔵庫で休ませる必要がないので調理時間も短く、一気に作業できます。 「さとうきび糖ちんすこう」の詳しいレシピページはこちら。

https://recipe.cotta.jp/recipe.php

黒糖・紅芋・ココナッツオイル!3つのアレンジちんすこうのレシピ

ちんすこうはシンプルなレシピなので、いろんなフレーバーにアレンジしやすいのも魅力的。 黒糖・紅芋・ココナッツオイルの3つのアレンジ、どれがお好み?

黒糖くるみちんすこう(11個分)

さとうきび糖の代わりに黒糖を用意し、くるみをプラス♪黒糖くるみちんすこうもおすすめです。

材料

  • ラード…30g

下準備

  • ラードを室温に置いてやわらかくしておく。

作り方

1. ラードに粉末黒糖をふるい入れ、ゴムベラで混ぜる。
1.

黒糖くるみちんすこう」の詳しいレシピページはこちら。

https://recipe.cotta.jp/recipe.php

紅芋ちんすこう(9個分)

ちんすこうといえばこちらも大人気! 鮮やかな紫色が食欲をそそる、紅芋のちんすこうも簡単に作ることができます。

材料

  • ラード…30g

おすすめのアイテム

cotta むらさきいもパウダー 30g

下準備

  • ラードを室温に置いてやわらかくしておく。

作り方

1. ラードにグラニュー糖とむらさきいもパウダーを入れ、ゴムベラで混ぜる。
1.

紫芋のパウダーはメーカーによって色合いや風味の差が激しいですが、「cotta むらさきいもパウダー」は鮮やかな色と風味が楽しめておすすめです。 「紅芋ちんすこう」の詳しいレシピページはこちら。

https://recipe.cotta.jp/recipe.php

ココナツちんすこう(10個分)

ちんすこう独特の食感に一役買っているのがラード。でも、他の油脂でも作ることができるんです。 ラードで作るよりガリッとした食感が強くなりますが、ココナッツオイルで作るちんすこうも香りがよくおいしいですよ。

材料

  • ココナツオイル…30g

下準備

  • ココナツオイルを室温に置いておく(液状でOK)。

作り方

1. ココナツオイルにグラニュー糖を入れ、ゴムベラで混ぜる。
1.

ココナツちんすこう」の詳しいレシピページはこちら。

https://recipe.cotta.jp/recipe.php

ちんすこうの保存方法

ちんすこうは、乾燥剤と一緒に密閉容器に入れ、室温で保存してください。 乾燥剤がない場合は、冷凍での保存もOK。 フリーザーバッグに入れて冷凍し、食べるぶんだけ取り出して室温で解凍すると、おいしく召し上がれます。

手作りちんすこうで旅気分♪

生地を寝かせる時間がいらないちんすこうは、思い立ったらすぐに作れる手軽さもうれしいポイント♪ お家で手作りして、南の風を感じるすてきな時間を過ごしてみてはいかがでしょう。

材料・道具を探す

© 株式会社TUKURU