【聞かせて】 No.771「内田 恵子さん・山口南ロータリークラブ会長」

 7月1日、山口南ロータリークラブの会長に就任した。今年度のスローガンに掲げた「異体同心」には、「ロータリーの仲間は、思考・年齢・文化・ジェンダー・職業と多様性を持っているが、同じ目標や目的に向かって心を一つに取り組む」との思いを込めた。

 同クラブの主な活動は、児童心理治療施設「山口県みほり学園」への物心両面での支援、一の坂川の清掃、日本語教育支援団体「日本語クラブ山口」への支援、献血などさまざま。「世界平和を願うロータリアンとしての誇りと友愛の精神を持って、この一年、精いっぱい務めたい」と、意気込む。

 仕事を続けながら二人の息子を育て、現在夫が理事長を務める社会福祉法人施設の立ち上げにも尽力した。「いつか、児童虐待を防止する施設を作りたい」と、自信の夢を語る。

   

【プロフィル】1957年6月、熊本県生まれの65歳。高校卒業後福岡県でデザインを学び、広告代理店に就職。夫の転勤を機に31歳で山口市へ。明治生命保険(現・明治安田生命保険)に転職。30年以上のキャリアを積み、現在は同社「参与」の役職を務める。

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