同世代&プライベートでも仲のいい岡田義徳と吉沢悠が「競争の番人」にゲスト出演。その関係性とは?

フジテレビ系連続ドラマ「競争の番人」(月曜午後9:00)の8月1日放送・第4話に、岡田義徳、吉沢悠、坂田聡、六角慎司、正木佐和が出演することが分かった。

ドラマは、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新進気鋭の作家・新川帆立氏による同名小説が原作。天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(坂口健太郎)と、実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(杏)が、公正取引委員会・第六審査、通称・ダイロクの職員として独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる“競争の番人”として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく。

岡田が演じる柴野竜平は、第1話で登場しており、公取委へとやって来た白熊が、刑事時代に強盗殺人事件の捜査中に追っていた人物だ。白熊は柴野を目の前で取り逃がしてしまい、その責任を取るため、公取委に異動することになった。第4話では、そんな柴野が世界的な電機メーカー「アレス電機」の商品開発本部長だったことが判明。「アレス電機」が取引先に対して、優越的地位の濫用に当たる行為を行っていると情報提供があり、ダイロクが調査することになる。

台本を読み、自身の役どころについて「面白いところに着目した台本でやりがいがあると思いました。僕が演じさせていただく柴野という役は、成功をつかむためにたくさんのことを犠牲にしたり、踏み台にしてきた男です」と紹介する岡田は、同世代でプライベートでも仲のいい吉沢との共演に関して、「撮影現場でも安心といいますか、息の合った芝居ができるので、楽しい撮影の時間を過ごすことができました」振り返り、「柴野が何を考え、何を思い、動いているのか? また、それがストーリーとどのように関係していくのか楽しみながら見ていただけたら幸いです」とメッセージを寄せる。

そして、「アレス電機」から下請けいじめを受けている疑いがある取引先の1人・丸川俊春に扮(ふん)する吉沢は、「公正取引委員会がメインのドラマは、今まであまり描かれることがなかった仕事で、台本を読むまでは公取委の話は難しいんじゃないかと思っていましたが、こんなにも人の人生に関わっているのだと考えさせられました」と感想を述べつつ、「私が演じた丸川俊春は、公取委との関わりの中で、自分が目を背けてきた真実と向き合っていくことで、自分を見つめ直して大切なことを取り戻していく役柄で、現場では監督とたくさん意見交換させていただき、やりがいのある役でした」と報告。

加えて、「岡田さんとは共演経験が多く、今回の役を演じるにあたり、すでにお互いを知っていて信頼関係があった分、より深い人間模様が描けたのではないかと思っています。2人が一緒にいるシーンは、出演回の中で重要な場面なので、特に注目してほしいと思います」と見どころを伝え、「マイペースな性格で捉えどころのない問題と向き合ってる小勝負が、フッと真実を受け入れるさまが今回もグッとくると思います。個性的な公取委のメンバーの面白さと、新たに出てきた事案の中にある日常にあり得る人間模様が、きっと共感されるんじゃないかと思います。個人的に強い思いを持って参加した現場なので、放送がとても楽しみです」と期待している。

そのほか、「アレス電機」からのいじめを受けている可能性がある人物として、一木晃役を坂田、仁科卓也役を六角、三谷静江役を正木が務める

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