人口10万人当たりの交通事故死者数が全国ワースト2 岡山県2022年上期 高齢者が半数以上【岡山】

2022年上半期、岡山県の人口10万人当たりの交通事故死者数が全国ワースト2位になったことが分かりました。
岡山県警によると、今年1~6月、岡山県内での交通事故死者数は38人。人口10万人当たりに換算すると2・03人と、全国で2番目に多くなっています。
特に多いのは高齢者の死亡事故。亡くなった38人を年代別に見ても65歳以上の高齢者が21人と半分以上を占め、最も多いのは道路を歩行・横断中にはねられるケースで7人が亡くなりました。
次いで、車を運転中、壁に追突するなどの単独事故(6人)や、自転車で用水路などに転落する事故(6人)が多いということです。
県警は、警察官による夜間の見回り回数を増やすよう各警察署に指示するほか、夜光反射材を着用していない歩行者に対して指導を強化する方針です。

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