新型コロナ感染拡大 奈良市・ドライブスルー検査体制を約3倍に拡充

 奈良市は新型コロナの感染拡大を受け、市のドライブスルー方式によるPCR検査の体制を現在の約3倍に拡充すると発表しました。

 車に乗ったまま検査を受けるドライブスルー方式の検査は、医療従事者の感染リスクを減少させるなどのメリットがあり、奈良市でも柏木町にある市の総合医療センターの駐車場を利用し、火曜・木曜に実施してきました。しかし、感染拡大を受けて、27日からは実施日を月曜から金曜までの週5日に拡大し、1日当たりの検査数も30件から35件に増やすということです。これにより1週間あたりの対応件数はこれまでの60件から、約3倍の175件に拡充されます。感染拡大で受診が急増している市内の医療機関の負担と感染リスクの軽減を目指すということです。

奈良市医師会・国分清和会長
「ドライブスルーは唾液を使ってPCRの検査を行っていますので、いわゆる急激な患者の増加や大量の検査を行うには非常に向いている方法です。」

 なお、検査は奈良市民で発熱などの症状がある人が対象で、検査を受けるためには電話予約が必要だということです。また、奈良市はこれまですべての陽性者に対し、保健所の保健師が実施していた電話による疫学調査を、28日から携帯電話のショートメッセージを活用したオンライン方式に切り替えることも決めました。感染拡大により全員に対する電話対応が困難になったためですが、携帯電話の扱いに不慣れな高齢者や重症化リスクがある人にはこれまで通り電話で対応するといいます。

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