今年のヒットアイテム…"アームカバー"機能レベルが高い!トレンド人気…ニュースで取材

外出も楽しみたい夏ですが、そこで気になるのが紫外線。日差しが強い夏に向けて、日焼け対策として注目を集めているのがアームカバーです。

シルク素材やストッキング素材、接触冷感素材など…。進化するアームカバー事情について見ていきましょう。

外出制限がなくなり、アームカバーが人気

真夏のような日差しが照り付けるなか、最近街中でよく目にするのが、腕を日焼けから守るアームカバーです。

アームカバーは100均などで気軽に買える点が魅力ですが、ファッションとして楽しむ人も増えています。

札幌の大型雑貨店『東急ハンズ札幌店』へ訪れると、UV対策用品がたくさん並べられていました。なかでも今年は、特にアームカバーの売れ行きが好調だそうです。

東急ハンズ札幌店の佐々木 雄太さんによると、行動制限がなくなり、外出する人が増えたことも人気の理由ではないかとのこと。

ストッキングやシルク、接触冷感などさまざまな素材の商品が登場

また、扱う商品も約50種類と、2021年に比べて2割ほど増えています。

今年初登場したのが、ストッキング素材のアームカバー。

通気性がよく素肌のような自然な見え方なので、どんなスタイルにも合わせられそうです。

さらに人気なのが、暑い日でも快適に使える接触冷感素材のもの。肌に触れるとひやっとして、付けているほうが涼しく感じるほどです。

そのほか、シルク素材やリネン素材などさまざまな肌触りの商品があります。

便利なアームカバーだが注意点も

札幌皮膚科クリニックの安部 正敏院長は、アームカバーについて「明らかにしたほうがいい。腕の紫外線防御にとてもいい」と、紫外線防御対策の一つとしての有効性を訴えます。

ただし、皮膚がんの原因となるUVB(中波長の紫外線)は薄いものでも通しませんが、しわの原因となる(紫外線)UVAは、アームカバーをしたから100パーセント安心と考えないほうがいいとのこと。

サンスクリーン(日焼け止め)などを塗って、その上からアームカバーをすることが大切だそう。

上手な紫外線防御で、夏の外出を楽しみたいものですね。

*みんテレ7月12日OAのものです

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