
陸上の世界選手権男子35キロ競歩で銀メダルに輝いた川野将虎が26日、開催地の米国から成田空港に帰国し「すごくうれしく思う。心の部分の成長が今回のメダルにつながった」と改めて喜びを語った。
初出場の世界選手権で金メダルまで1秒差に迫った23歳。50キロで6位だった東京五輪からの躍進に手応えをにじませつつ「気持ちを切らさず、競技力も人間的にも成長していけるように頑張りたい」と貪欲に話した。
女子100メートル障害で日本記録を更新した福部真子は「無我夢中のレースだった。さらなる日本記録の更新とパリ五輪の決勝に向けて頑張っていきたい」と言葉に力を込めた。