上越まつり 3年ぶり大花火大会 夏の夜空5000発彩る 直江津祇園祭が開幕 神輿出迎え屋台並ぶ

 第47回上越まつりは26日、高田祇園祭が終幕、直江津祇園祭が開幕した。祇園神輿(みこし)が高田での巡行を終え、直江津へと還御。3年ぶりの大花火大会が行われ、約5000発の花火が夏の夜空を焦がした。
 高田から直江津への神輿の還御は、稲田橋から荒川橋への川下りが恒例だが、今年は陸送で実施。先導車に続いて、神輿を載せたトラックが直江津を目指した。荒川橋では直江津各町内が神輿を出迎え。橋上や周辺に町内の屋台が並んだ。

花火の打ち上げ開始とともに、直江津に到着した祇園神輿が移動を開始(26日午後8時ごろ)

 待望の花火は117組を打ち上げ。大玉や色とりどりのスターマインに、地域振興と新型コロナウイルス終息の願いを込めた。
 27日と28日は神輿渡御と屋台巡行が行われ、28日夜に神輿が八坂神社本殿に帰還。約500人が参加する大民踊流しが行われる。29日夜の御饌米奉納でフィナーレを迎える。

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