静岡県の伊東市内では7月26日、小中高生を対象にした漁業体験が行われました。子どもたちにふるさとの文化や産業を体験してもらうのが狙いです。
伊東市の教育委員会などが毎年開いているこの体験会には、伊東市内の小学生や中高学生、約40人が参加しました。
はじめに地元の漁師から、定置網で26日朝に水揚げされたばかりの魚の説明を受けたあと、船に乗り込み、ジオガイドから海岸線の複雑な地形の成り立ちを学んだり、漁師から富戸漁港の沖にある定置網の仕組みについて説明を受けたりしました。
<参加した子ども>
「(海岸線が)ザクザクしててきれいだった。自分の住んでるところが海が近くていいところなんだなって思った」
また、港ではシュノーケリング体験や地元で昔から行われているサザエの素潜り漁を体験しました。
<参加した子ども>
「とったぞー」
「たくさんの魚がいてすごくきれいな海でした。ミノカサゴとかいた」
子どもたちは、改めて地元の海の魅力を感じているようでした。