静岡・伊豆の名門ホテル「川奈ホテル」の極上ティータイム。日帰り利用も可能

川奈ホテルとは?アクセス情報・駅から送迎バスもあり

静岡県の伊豆半島は温暖な気候とたくさんの温泉で知られ、日本では古くからリゾート地として親しまれています。

そんな伊豆半島の東側、熱海から約30キロ南に位置する「川奈ホテル」は、1936年に設立されたリゾートホテル。

本館と、敷地内にある「田舎家」が登録有形文化財となっており、昭和初期の美しい近代建築が保存されています。

ゴルフ、温泉、屋外プール、芝生テニスコート、フィットネスルーム、麻雀ルーム、ビリヤード、将棋・囲碁、展望台などが楽しめ、ゆったりとした空間設計ながらも、滞在中の飽きさせない工夫が嬉しいところです。

アクセス方法

>車の場合
東京方面からは、真鶴道路を通って国道135号線沿い。厚木ICから約1時間40分〜2時間の距離です。

関西方面からの場合は、沼津ICを通って約1時間半の距離。

>電車の場合
JR伊東線 伊東駅からタクシーで15分
伊豆急横線 川奈駅からタクシーで5分

伊東駅からは無料送迎バスも運行しています。
1日に3〜4本程度なので、時間はしっかりチェックしてくださいね。

開放的で背筋が伸びる。文化のある川奈ホテル

川奈ホテルの本館エントランスに入ると、目の前に広がるのは吹き抜けの解放感あるロビー。そして大きな開口部の奥にはオーシャンビューが広がっています。

昭和初期の重厚感あるインテリアと、伊豆半島の明るく柔らかな日差しが絶妙なコントラスト。細部まで手の込んだ施設の意匠は見ていて飽きることがありません。

海を見ながら革張りの実直なソファに腰を下ろすと、まるで自分が文化人にでもなったような気分に!?

もしもこれが日常だったら…などと妄想が膨らんでしまいます。

永遠にのんびりできるサンパーラーでのアフタヌーンティ

包容力のある空間についついぼーっとしてしまいがちですが、リラクシーな雰囲気が漂うサンパーラーでしばし休憩するとしましょう。

ドリンクやスイーツ、アフタヌーンティがいただける落ち着いた時間は、“楽しむ”というよりも“嗜む”という言葉がしっくりくるようです。

宿泊者以外のビジターでも利用ができるので、今回宿泊はしませんが少しお邪魔させていただきました。

美しいケーキの数々に迷いながらも、いちごのチーズケーキのセット(¥1,850/税込・サービス料別)オーダーしました。

ケーキの上品さもさることながら、ピカピカの銀食器でコーヒーをサーブしていただくという喜び。いつもとは違うワンランク上の体験に、「これが日常だったら……」と、またしても妄想が膨らみます。

そのほかサンパーラーのメニューで、気になるのはサンドイッチ、スイーツ、ドリンクがセットになったアフタヌーンティ(¥4,400/税込・サービス料別)に、川奈ホテルの焼き印が押された人気のオムライス!(¥2,700/税込・サービス料別)

次回は誕生日や記念日の利用で、日常を忘れる豊かな時間を過ごしたいところです。ちなみに、オムライスは午前11時〜午後3時までの時間限定なので、逃さないようお気をつけくださいね。

プールにゴルフ、花々も美しい庭園

さて、川奈ホテルでは管理の行き届いた植物も見どころなので、大海原を望む庭園散策を忘れてはなりません。

気持ちよさそうな屋外プールは夏期限定の営業で、宿泊客が無料で利用することができるそう。桜やつつじ、あじさいなど四季折々の花咲く庭園散歩も爽やかです。

まだ長居したいと後ろ髪を引かれながらも、今回はティータイムだけでお暇する時間になってしまいました。

現在プリンスホテルグループのホテルとして一層利用しやすい川奈ホテルで、ぜひ特別な休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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