外務省G7広島サミット事務局長が広島訪問 首脳の原爆資料館視察に前向き姿勢

来年5月に、広島市で開かれるG7サミットを前に、外務省の事務局長が湯崎広島知事を訪問し、各国首脳の原爆資料館視察に前向きな姿勢を示しました。

外務省G7広島サミット事務局の北川事務局長は、広島県庁を訪れ「G7サミットは外務省が用意する最も重要な国際会議で県・市の協力が不可欠」と強調しました。

これに対し湯崎知事は「今回のサミットの意義は平和へのコミットメント。世界のリーダーの原爆資料館の視察や被爆者との対話を実現してほしい。」と話しました。

外務省G7広島サミット事務局・北川事務局長「(原爆資料館を)各国の方に見ていただきたいと思っているが、ただ具体的なサミットのプログラム・日程はこれから政府、あるいは広島県・市の地元のみなさまと相談しながら準備・計画していくところです。」

北川事務局長はこの後メディアセンターの候補施設や空港・駅などを視察するということです。G7広島サミットは来年5月19日から21日まで3日間の日程で開催されます。

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