本村相模原市長、旧統一教会集会に衆院議員時代参加 「軽率な行動反省」

本村賢太郎市長(資料写真)

 相模原市の本村賢太郎市長は27日、衆院議員だった2018年に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の大規模な集会に参加していたとして「軽率な行動で反省している」と述べた。同日の定例会見で記者の質問に答えた。

 本村市長は、18年7月に後援者から紹介され、埼玉県内で行われた家庭連合の集会に参加したと説明。「さまざまな宗教団体と対話する機会は多くあり、その中の一つとして参加した。いま考えると、事前に(同連合について)調べるべきだった。今後はこうした軽率な行動を慎んでいかなければならない」と話した。

 集会で祝辞などは述べず、途中退席したという。また、議員時代も含めて「これまで家庭連合から選挙応援や寄付を受けたことはない」とした。

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