7月27日は「ナツのツナ(夏の綱)」、スイカの縦縞模様を「綱」に見立てて「スイカの日」といわれています。この「スイカの日」に合わせてスイカの早食いのスピードを5頭のカピバラが競いました。
カピバラで有名な静岡県伊東市の伊豆シャボテン動物公園をはじめ、全国5つの動物園コラボした「カピリンピック第7回カピバラのスイカ早食い競争」です。
静岡代表としてスイカの早食いに挑戦するのは「ギンナン」。4歳の女の子です。
<記者>
「ギンナン選手、きょうの意気込みをお願いします」
<ギンナン>
「……」
集中しているのか、記者の問いかけには応えないギンナン選手。
2022年で7回目を迎えるスイカの早食い競争には、伊豆シャボテン動物公園をはじめ全国5つの動物園からスイカの早食いに自信のある?カピバラがエントリーしました。
皮付きのスイカ、500グラムをすべて食べ終わるまでの時間を競います。
<伊豆シャボテン公園 斎藤瑞葉 飼育員>
「体調バッチリです。練習もやってきたんでスイカ早食いに向けて」
2021年は2位で、涙をのんだ「ギンナン」。リベンジに燃えています。
いよいよ競技スタート。スイカを食べ始めたら計測開始です。
「早いとおもいますよ、もう半分近くまでいきました」
この模様は動画共有アプリ「TiKToK」でも配信され、多くの人から応援が寄せられました。
「がんばれ、皮を食べ終わる?いいペースじゃないですかね」
「がんばれ、ギンナン」
「がんばれがんばれギンナン、3分の2を食べ終わりましたよ。早いペースで。皮、突破しました。実を食べてほしい。いいですよいいですよ。あとちょっと」
「途中経過は?2分15秒いいですよいいですよ、がんばれ」
「あっ、味わってる味わってる。いいんじゃないですか、OK」
ここでギンナン完食。さて、タイムは?2021年は3分29秒で2位でしたが…
「記録は2分37秒です」
<伊豆シャボテン公園 斎藤瑞葉 飼育員>
「食べっぷり最高でした。去年の記録を大きく上回ってます。練習の時よりも早いタイムだったので優勝を狙えると思います」
気になる対戦相手のタイムは、
いしかわ動物園2分55秒
長崎バイオパーク2分26秒
埼玉県こども動物自然公園2分02秒
那須どうぶつ王国8分48秒
優勝は2分02秒で食べきった埼玉県こども動物自然公園の「ヘチマ」でした。
優勝したヘチマには金メダルと賞状、さらに副賞として敗れたそれぞれの動物園から地域の名産品が贈られるということです。
ちなみに、静岡県代表の「ギンナン」は3位でした。