米メタ、初の減収 4~6月、ネット広告苦戦

フェイスブックとメタのロゴ(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米IT大手メタ(旧フェイスブック)が27日発表した2022年4~6月期決算は売上高が前年同期比1%減の288億2200万ドル(約3兆9300億円)となり、12年の上場以降、四半期ベースで初めての減収となった。米経済の減速を受けて企業が広告費を削減する中、主力のインターネット広告収入が減少したことが響いた。

 純利益は36%減の66億8700万ドル。コスト上昇や力を入れる仮想空間「メタバース」への投資負担が重荷となった。7~9月期も「広告需要の低迷が継続する」との見通しを示した。

© 一般社団法人共同通信社