日本スキー発祥の地、金谷山の麓にあるレストラン。スキーを伝えたレルヒ少佐がオーストリア・ハンガリー帝国の軍人だったことから、ヨーロッパの高原をイメージした建物やしつらえとなっている。
提供する料理はフレンチシェフによる本格洋食で、デミグラスソースはしっかりと店内で作る。6月からメニューをリニューアルし、メーンディッシュとサラダ、ミニパスタを盛り合わせたワンプレートランチを基本とした。近年の原価高騰の中、ワンプレートにまとめることで、あえての値下げに踏み切った。
メーンディッシュのうち、特に人気なのがビーフカツ。オーストリア料理のウィンナーシュニッツェル(牛の揚げ焼き)を源流とし、地元に愛される味にアレンジ。デミグラスソースで食べる。日本での牛カツは主に西日本の食文化で、上越で食べられるのは珍しい。ミニハンバーグとのハーフ&ハーフセットもあり、さまざまな味が楽しめる。
料理だけでなく、食事の時間そのものをゆったりと楽しむのが店のコンセプト。ランチが女性客に特に人気を集めるが、職場や家族のパーティー、結婚式の披露宴や2次会の利用も人気だ。
・上越市大貫2―17―40
・ランチタイム午前11時から午後3時(同2時LO)まで。ディナータイム午後5時30分から同9時(同8時LO)まで
・火曜定休。月曜はランチのみ営業
・電025・523・0681