日田彦山線BRT、導入車両とデザイン決定 電気バス含む6台 全て低床ノンステップ

JR九州は2023年夏開業予定のBRTひこぼしライン(正式名称「日田彦山線BRT」)への導入車両やデザインについて発表しました。

導入するのは小型の電気バス4台(BYD製 J6 定員25名、座席17席)と、中型ディーゼルバス2台(いすゞ自動車株式会社製 ERGAmio 定員56名、座席28席 ※予定)で、ともに低床のノンステップ仕様です。

電気バスにおいては地域の豊かな自然環境を守るだけでなく、災害用の非常用電源としての活用など、地域への貢献を目指すとしています。

デザインは「おりひめ」「ひこぼし」イメージ

外装デザインは「おりひめの羽衣」をイメージしており、色とりどりにきらめく地域の魅力を1台1色の6色で表現、羽衣をはためかせながら走ります。

また内装では、「ひこぼし」を散りばめたオリジナルデザインのシートモケットを外装同様6色用意し、バスデザイン全体の統一感をもたせています。床材には明るくぬくもりある木目調を採用し、乗車の楽しさやわくわく感の創出につなげます。

日田彦山線BRTのダイヤ、所要時間、運賃などは決まり次第発表される見込みです。

(画像:JR九州)

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