全国知事会議 国に対し 新型コロナ基本的対処方針の見直し求める

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 全国知事会議が奈良市内で開かれ、国に対し新型コロナウイルスの基本的対処方針の見直しを求める、緊急建議を決定しました。

 地方が抱える課題を議論する全国知事会議が、対面で行われるのは3年ぶり、奈良県での開催は初めてです。会議では冒頭、7月8日に奈良市内で街頭演説中に銃で撃たれ死亡した安倍元総理に向け、黙とうを捧げました。
会議では、猛威をふるうオミクロン株の派生型「BA・5」に対しては、現在の国の基本的対策方針では実態に合わなくなっているとして、国に「BA・5」の特徴を早期に明らかにし、新たな方針を示すよう求める、緊急建議を公表・決定しました。

また、各自治体の感染対策にあてる取り組みに対し、財政措置を含め強力な支援を行うことを求めたほか、物価高騰が長期化する恐れがあるとして、大規模な補正予算の編成も求めています。

そのほか、出席した知事からは新型コロナの感染症法上の分類を、結核などと同じ「2類相当」から、季節性インフルエンザと同等の「5類」へ引き下げるよう求める意見や、医療提供体制と社会経済活動の両立に向けて、出口戦略の策定を訴える声もあがりました。

全国知事会議は29日まで開かれます。