【交通事故死者2022】上期の高齢者は652人(総数比56.3％)　6月は99人(－30)と今年はじめて月間2桁に

警察庁が7月28日(木)に発表した、2022年6月末現在(181日目)の交通事故統計月報によると、65歳以上の高齢者全国交通事故死者は累計652人(前年同月比－32)となり、総数(1158人)の56.3％を占めています。月間では99人(－30)と、今年はじめて月間で2桁となりました。
都道府県別では24都道府県で減少、19県で増加していて、島根県では前年総数を既に上回っています

なお、75歳以上の高齢運転者による死亡事故件数は162件(前年同月比＋6)となっています。

■2022年高齢者交通事故死者数(6月末現在：計上日基準確定値)
【月別】〈都道府県別最多〉
・ 1月：108人(－24)〈7人 愛知県〉
・ 2月：104人(－14)〈9人 埼玉県〉
・ 3月：111人(－ 7)〈7人 兵庫県〉
・ 4月：111人(＋13)〈8人 千葉県〉
・ 5月：119人(＋30)〈9人 愛知県〉
・ 6月： 99人(－30)〈7人 愛知県〉

・1日あたり3.6人／6.66時間に1人の割合
・年間死者数：2021年1520人 20年1596人 19年1782人
・ 6月死者数：　　　 129人　　　115人　　　111人

【世代別】
・65歳以下　506人(－65)［構成率43.7％］
・65歳以上　652人(＋42)［56.3％］

・60代後半　 87人(＋10)［7.5％］
・70代前半　129人(＋19)［11.1％］
・70代後半　136人(＋35)［11.7％］
・80代前半　127人(－32)［11％］
・85歳以上　173人(＋10)［14.9％］

【都道府県別】
全国　　652人(－32)［構成率56.3％］

北海道　 24人(－12)［55.8％］
青森県　　7人(－ 2)［46.7％］
秋田県　　4人(－ 8)［44.4％］
岩手県　　9人(＋ 3)［69.2％］
宮城県　　9人(－ 3)［56.3％］
山形県　　7人(－ 1)［77.8％］
福島県　 15人(＋ 4)［75％］
茨城県　 18人(－ 1)［54.5％］
栃木県　 16人(＋ 1)［72.7％］
群馬県　 14人(－ 8)［70％］
埼玉県　 33人(－ 3)［63.5％］
千葉県　 25人(－11)［43.9％］
東京都　 26人(－ 1)［45.6％］
神奈川県 22人(－ 3)［37.9％］
山梨県　 11人(＋ 3)［73.3％］
長野県　 12人(＋ 3)［54.5％］
新潟県　 15人(＋ 5)［78.9％］
富山県　 11人(＋ 3)［68.8％］
石川県　　5人(± 0)［50％］
福井県　　9人(＋ 2)［69.2％］
静岡県　 16人(－ 4)［66.7％］
愛知県　 37人(＋ 5)［53.6％］
三重県　 13人(－ 3)［65％］
岐阜県　 23人(＋ 4)［71.9％］
滋賀県　 12人(＋ 4)［63.2％］
奈良県　　7人(＋ 3)［41.2％］
和歌山県　6人(－ 4)［54.5％］
大阪府　 27人(－ 1)［38.6％］
京都府　 13人(± 0)［68.4％］
兵庫県　 31人(＋ 1)［54.4％］
鳥取県　　2人(－ 4)［28.6％］
島根県　　7人(＋ 6)［70％］●
岡山県　 20人(＋ 6)［55.6％］
広島県　 18人(－ 3)［54.5％］
山口県　 12人(＋ 1)［80％］
徳島県　　9人(± 0)［81.8％］
香川県　　9人(－ 3)［52.9％］
愛媛県　 15人(＋ 4)［71.4％］
高知県　 11人(－ 3)［78.6％］
福岡県　 16人(－ 1)［55.2％］
佐賀県　　5人(－ 4)［55.6％］
長崎県　　8人(－ 4)［72.7％］
熊本県　 15人(＋ 4)［60％］
大分県　　8人(－ 3)［57.1％］
宮崎県　　6人(＋ 1)［46.2％］
鹿児島県 12人(± 0)［66.7％］
沖縄県　　2人(－ 5)［11.1％］

●前年総数を上回った県