横浜横須賀道路またぐランプ橋架設 5時間のスピード工事 釜利谷ジャンクション

横浜横須賀道をまたぐランプ橋の架設工事=27日夜、横浜市金沢区(ネクスコ東日本提供)

 東日本高速道路(ネクスコ東日本)横浜工事事務所は27日夜、横浜横須賀道路の釜利谷ジャンクション(横浜市金沢区)で、本線をまたぐランプ橋の架設工事を実施した。横浜環状南線整備の一環で、5時間の“スピード工事”で取り付けを完了させた。

 同社によると、事前に組み立てた橋を短時間で架設する「一括架設」方式を採用。多軸式特殊台車で重さ176トン、長さ39メートルのランプ橋を持ち上げ、環状線と接続させた。横横線は港南台インターチェンジ(IC)─朝比奈IC間で、28日午前5時まで約8時間通行止めとなった。

 工事を担当した釜利谷工事区の斎藤孝志工事長は「横浜環状南線の早期供用を目指し、今後も安全に工事を進めていきたい」と話した。

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