今、「プレシーズンで輝きを見せるスター選手5名」

欧州のサッカーシーズンもようやく開幕が近づき、各クラブはそれぞれのキャンプ地やツアー先で親善試合を行っている。

今回は『Sportskeeda』から「今季のプレシーズンマッチで印象を残しているスター選手たち」をご紹介する。

リオネル・メッシ

クラブ:PSG

2021年の夏にバルセロナを退団したときは世界に驚きを与えたメッシ。フランス・リーグアンのパリ・サンジェルマンに加入したときは「無双」するだろうと予想されたが、意外にもキリアン・エムバペをサポートする役割に終止した。

しかし今夏、プレシーズンからパリ・サンジェルマンで過ごすことができたこともあってか、その調子はかなり上がっているようだ。もちろんエムバペを支えることは当然ながら、それに加えて自らもゴールを奪っている。今季は本当に「無双」できるかもしれない。

ダルウィン・ヌニェス

クラブ:リヴァプール

7500万ユーロというとてつもない額でベンフィカから加入したウルグアイ代表FWのダルウィン・ヌニェス。彼が今夏初めてリヴァプールのユニフォームを着てプレーしたのはマンチェスター・ユナイテッド戦だったが、そこでのプレーはかなり厳しいものだった。

しかしそれからしばらくして、21日のRBライプツィヒ戦に出場した彼はなんと4ゴールを奪取。チームとの連動もかなり向上しており、大ブレイクの予感を感じさせた。

ケヴィン・デ・ブライネ

クラブ:マンチェスター・シティ

当然彼は何もなくても注目の存在であるが、今夏のプレシーズンで行われたクラブ・アメリカ戦でのデ・ブライネを見れば、序盤戦でどれだけファンタジーを表現してくれるのか楽しみになってしまうだろう。

まだまだ未完成のチームの中で水を得た魚のように2ゴールに絡み、調子の良さを感じさせた。連覇を狙うシティが開幕ダッシュできるかどうかは、彼の活躍次第になりそうだ。

ガブリエウ・ジェズス

クラブ:アーセナル

今夏、マンチェスター・シティからアーセナルに電撃移籍することになったガブリエウ・ジェズス。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下ではセンターフォワードで起用されなくなり、ミケル・アルテタ道場の門を叩いた。

ニュルンベルク戦では後半での途中出場から2ゴールを奪い、その得点能力を証明。エヴァートン戦でもゴールを決め、さらにオーランド・シティ戦でも勝利に貢献するなどいいパフォーマンスを見せている。

アントニ・マルシャル

クラブ:マンチェスター・ユナイテッド

昨季はセビージャに半年間貸し出されてしまったマルシャル。もはやマンチェスター・ユナイテッドでの居場所はないと思われたのだが、エリック・テン・ハフ新監督がやってきたことでその未来は大きく変わったようだ。

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リヴァプール戦、メルボルン・ヴィクトリー戦、クリスタル・パレス戦と連続でゴールを決め、かつて呼ばれていた「NEXTティエリ・アンリ」という渾名を思い出させるような好調なスタートに。この調子が維持できれば、今季は彼にとって最高のシーズンになるだろう。

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