★DIYでゲストハウス作ってみた★アルミサッシ小窓設置

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完成写真

レシピの概要

かかった費用

20000円

所用時間

半日

材料

アルミサッシ(LIXILペアガラス)(1セット)
木材(木片)(少し)
2×4材(1本)

工具

マルノコ
マルチツール
インパクトドライバ

作り方

STEP1

ガラスが二層になっているペアガラスは店頭販売していなかったので、サイズと仕様を指定して発注して購入しました。今回使うのは左側のほうでH25cmくらい。右側のは後で使うH50cmくらい。どちらも枠がセットになっていて1セット2万円弱だったと思います。

STEP2

ガラスが透明なので分かりにくいですが、二層になっていて、写真は窓を開けた状態なので4層です。二層のガラスの中にはアルゴンガス(空気よりも熱伝導率が30%も低い)が入っているそうで、1枚ガラスよりも高い断熱性が得られます。

STEP3

枠はバラした状態で入っているので、付属のビスで組み立てます。

STEP4

とりあえず枠の形ができました。ビス穴も空いているのでこれはカンタンです。

STEP5

ここに試しにマドをはめ込んでみます。一般的な窓枠と同じように、上の溝に押し込んでから下を入れるかんじです。当たり前だけど、問題無く入りました。スライドも良好で鍵付きで安心のマドです。

STEP6

その枠を壁に取付ければOKだと思いきや・・・枠についている突起部分をうまく設置場所に埋め込まなくてはならないことがわかりました。(実際の現場では違うかもしれませんが今回のケースではそうなりました。)

STEP7

2×4材で拵えた窓枠設置用の骨組みに溝を掘ってその突起を埋め込むことに。接続箇所には防水テープを貼って内部結露によるカビや腐りを予防します。

STEP8

木枠となる骨組みは既に壁に固定してしまって外すことが困難だったので、そのままマルノコを当ててアルミ枠の突起を入れるための溝を切り込みました。キックバックしないように慎重に。

STEP9

一番端はマルノコの刃が入らないので、マルチツールを使って切り込んで溝を掘ります。こういった端の処理にマルチツールが役立ちます。

STEP10

溝ができたら枠をはめ込むわけですが、ここで必要になってくるのがこのパーツ。といっても自分で堅めの端材からちょうど良いサイズを切り出して作りました。

STEP11

「かいもの」というパーツで、もちろん「買い物」ではありません。窓枠を木枠にピッタリ設置する際に必要となるスペーサーのようなものです、これを使わないと木枠がゆるゆるだったり、キツすぎて全体を削らなくてはならなくなったり、歪んでしまったりします。

STEP12

微調整しながら「かいもの」を使ってアルミ枠を設置することができました。調整にけっこう苦労しました。上側の骨組みや上下の断熱材や内壁は後で施工します。

STEP13

逆光でわかりにくいですが、マドをはめてやっとそれらしくなりました。歪みもなく開閉もスムーズです。

STEP14

外側から見るとこんなかんじでダークブラウンの窓枠が壁になじんでいます。「LIXIL」の紙は作業中の傷防止も兼ねてなんとなく付けたままにしていましたが、後で外します。

STEP15

小さいけど空気の入れ換えもしやすい二重窓が無事に設置できました!縦長の大きいマドは付けたくなかったので、理想のサイズ感のマドとなりました。

レシピのコツ・ポイント

木枠が傾いていたり歪んでいたりするとアルミ枠も歪んでしまって窓が開閉できなくなるので、何度も仮留めして確認しながら設置すると間違いを未然に防げると思います。アルミ枠は歪みやすいので一箇所に無理な力を加えないように注意しました。

やってみた感想

窓枠を設置する際の壁とのオフセットが重要だと思いました。壁から出っ張りすぎても引っ込み過ぎても雨漏りします。屋根の軒下が広いところに窓を設置するのが理想かと思います。(今回はそうしました。)

レシピを書いた人

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