長野県知事選挙に立候補 阿部守一(あべ・しゅいち)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う長野県知事選挙が、令和4年7月21告示、8月7日投開票の日程で実施されます。今回の長野県知事選挙には届け出順に新人の草間重男氏、共産党が推薦する新人の金井忠一氏、現職の阿部守一氏の無所属3名が立候補しています。本記事では現職の阿部守一氏についてご紹介します。

長野県知事選挙に立候補 草間重男(くさま・しげお)氏の経歴・政策まとめ
長野県知事選挙に立候補 金井忠一(かない・ちゅういち)氏の経歴・政策まとめ

東京都出身、東京大学卒業。自治省を経て、長野県知事を3期連続で務める

阿部氏は1960年東京都出身、東京大学法学部卒業。自治省に入省し、長野県企画局長、長野県副知事、総務省過疎対策室長、横浜市副市長、内閣府行政刷新会議事務局次長を歴任しました。2010年の長野県知事選挙に初当選、以降3期連続当選しました。今回は4期目を目指しての立候補となります。

阿部氏が掲げる政策とは

阿部氏は自らのホームページにおいて以下の重点政策を公表しています。

1 持続可能で安定した「確かな暮らし」を守り抜く

(1)新型コロナ対策の推進
(2)生活・産業における価格高騰対策の実施
(3)「脱炭素社会」づくりの推進
(4)県土強靭化の推進など災害に強い県づくり
(5)少子化・人口減少対策
(6)交通や水道など社会的なインフラの維持・発展

2 経済が発展し、人間らしい生活が営まれる「ゆたかな社会」を創造する

2−1 「創造的でゆとりある社会」の実現
(1)産業の生産性向上と県民の所得向上
(2)環境再生的で分配的な経済の実現
(3)暮らしと産業におけるデジタル技術の活用推進
(4)住む人も訪れる人も快適な空間づくり
(5)文化、スポーツの振興などゆとりある暮らしの創造
2−2 「多様性が尊重される温かく公正な社会」の実現
(1)若者・女性や子どもの幸福追求を最大限支援
(2)性別、障がい、所得等による差別・格差の解消
(3)日本一の学びの県づくり
(4)働き方改革の推進と就労支援の強化
(5)地域医療と介護サービスの充実

3 県行政を県民に信頼され共創する組織として進化させる

(1)地方分権の一層の推進
(2)学習する組織への転換と県職員の働き方改革
(3)県民の皆様との対話と共創の拡大
(4)県及び県・市町村間の行財政システム改革の推進

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