トランペット奏者のエンリコ・ラヴァ×ピアニストのフレッド・ハーシュによる初のデュオAL発売

イタリアを代表するトランペッター/フリューゲルホーン奏者エンリコ・ラヴァと、アメリカのピアニスト=フレッド・ハーシュによる初のデュオ・アルバムがECMよりリリースされることが発表され、ジョビンのカヴァー「Retrato Edwina Branco e Preto」が先行配信された。

<YouTube:Retrato em Branco e Preto

音楽の歴史を愛し、長年ジャズの第一線で活躍する二人が、ジェローム・カーン「The Song Is You」、セロニアス・モンク「Mysterioso」「’Round Midnight」、ジョビン「Retrato em Branco e Preto」、ジョージ・バスマン「I’m Getting Sentimental Over You」などのスタンダードから、フレッドの「Child’s Song」、エンリコの「The Trial」という自作曲も演奏し、二人で自由に音楽を作り上げている。

2021年11月に行われたレコーディングは、最初の段階から何か特別なことが起こっていることは明らかだったという。

フレッド・ハーシュは、次のようにコメントしている。

「私が最初からとても気に入ったことのひとつは、エンリコがソロを演奏しなければならないとは感じていないことだった。ここはソロでと明確に定義されているわけではない。僕たちは一緒に物事を作っているんだ。彼は、僕がそこに入っていって、ちょっとだけ彼をプッシュするのを許してくれるんだ。また、私が彼により多くのスペースを与えることもある。最高のデュオ・パートナーとは、あまり多くを語らなくてもいいものなんだ。ただプレイするだけ。そして、このコンビは長い付き合いになりそうな予感がする。本当に相性がいいし、エンリコは偉大なマスターだ。」

■作品情報

エンリコ・ラヴァ&フレッド・ハーシュ
ザ・ソング・イズ・ユー』
2022年9月9日
UCCE-1195 SHMCD ¥2,860

デジタル配信・予約はこちら→https://enricorava-fredhersch.lnk.to/ReBeP

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