第104回全国高校野球選手権栃木大会で37年ぶりの優勝に輝いた国学院栃木の選手らが29日、栃木市役所を訪れ、大川秀子(おおかわひでこ)市長に甲子園出場への意気込みを語った。
同校はノーシードから勝ち上がり、準決勝で10連覇中だった作新学院にサヨナラ勝ち。宇都宮南との決勝では激戦の末、甲子園への切符をつかみ取った。
この日は、平井悠馬(ひらいゆうま)主将(17)、槙本嵩大(まきもとたかひろ)(17)、鈴木友(すずきゆう)(18)の両副主将、青木一男(あおきかずお)校長(65)、五十嵐昭一(いがらししょういち)部長(61)、柄目直人(つかのめなおと)監督(39)の6人が来訪した。
青木校長から栃木大会優勝と甲子園出場の報告を受けた大川市長は「自信と実績を胸に思い切って戦ってほしい」と激励。平井主将は「県大会では市民の応援が力になった。甲子園でも国栃らしく戦っていきたい」と活躍を誓った。