ダイニチ工業株式会社(新潟市南区)が2023年3月期第1四半期決算(非連結)を発表

新潟市南区のダイニチ工業本社

ダイニチ工業株式会社(新潟市南区)は29日、2023年3月期第1四半期決算(非連結)を発表した。売上高11億6,100万円(前年同期増減率2,8%増)、営業利益△5億5,200万円(前年同期は△5億6,800万円)、経常利益△4億8,400万円(同△5億900万円)、四半期純利益△3億4,200万円(同△3億6,200万円)となった。

なお、第1四半期累計期間の暖房機器および加湿器は需要期を過ぎた時期にあたるため、売上高は僅少でとなっている。一方、物流費を除く販売費および一般管理費は、売上高に連動せず、各四半期にほぼ均等に発生するため、当第1四半期累計期間は営業損失が発生した。

製品の種類別売上高は以下の通り。

暖房機器

第1四半期累計期間の売上高は僅少であるが、国内向け家庭用石油ファンヒーターやガスファンヒーターの販売が増加したため、暖房機器の売上高は前年同期実績を上回った。

なお、暖房器具は冬季に販売が集中するため、売上高は第3四半期会計期間に集中する傾向がある。

環境機器

加湿器および燃料電池ユニットの販売が減少したため、環境機器の売上高は前年同期実績を下回った。

その他

金型などの販売が増加したため、その他の売上高は前年同期実績を上回った。

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