ワクチン5回目 真庭で誤接種 高齢者施設入所90代女性に

真庭市役所

 真庭市は29日、新型コロナウイルスワクチンの接種で、市内の高齢者施設に入所する90代女性に誤って5回目の接種をしたと発表した。今のところ体調に異常はないという。

 市によると、施設では入所者への4回目接種を23日と29日に行い、女性は23日に終えていた。29日の接種の際、女性が対象者に交じって待合にいたため、看護師や施設職員が誤認。医師も予診票での確認を怠り、接種後に女性の予診票がないことに気づいた。

 市は「大変申し訳ない。確認が甘く、医療機関との連携も不十分だった」とし、近くチェック体制の見直しを各医療機関や施設に通知するとしている。

© 株式会社山陽新聞社