9月11日は沖縄県知事選挙!三つ巴の構図を解説!選挙ドットコムちゃんねるまとめ

本記事は7月29日に公開した動画の内容を基に構成しています。

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2022年7月29日に公開された動画のテーマは……沖縄県知事選挙は三つ巴?

ゲストにフリージャーナリストの畠山理仁氏をお招きし、9月に予定されている沖縄県知事選挙について語っていただきました。

告示前から激戦必至の沖縄県知事選挙の構図とは?

【このトピックのポイント】
・沖縄県知事選挙は9月11日投開票。参院選に引き続き保守とオール沖縄の激戦が予想される
・下地氏はホワイトハウス前からの劇的出馬表明で存在感をアピール。保守分裂に拍車をかける
・畠山氏は金秀グループの支援離脱と辺野古の米軍基地問題の影響に注目。現地で取材予定とのこと

現在の構図

・玉城 デニー氏(現職・オール沖縄)
・佐喜真 淳氏(元宜野湾市長・自民党推薦)
・下地 幹郎氏(元衆院議員)

MC鈴木は予想される顔ぶれを見て「参院選も保守とオール沖縄が接戦を繰り広げている。下地さんが立候補すれば保守側は分裂して圧倒的に不利」と力説。「参院選では参政党に自民党の票が流れたという分析もあった。下地さんはそれより票をとっていくだろうから佐喜真さんは相当苦しくなるだろう」と続けました。

参政党は沖縄県知事選挙への出馬を検討しているというニュースもあります。畠山氏は「保守三分裂になり、票がさらに割れる可能性があるなかで候補者を立てるだろうか」としつつ「参政党が地元出身者の候補者を立てるということになれば、選挙はより分からなくなるだろう」とコメント。

また、畠山氏は参政党が過去に無所属候補の応援活動を行っていたことを踏まえ「選挙の経験を積むということで、どこかの陣営の手伝いという関わり方もあるのでは」と続けました。

下地氏はYouTubeで立候補表明

オール沖縄対自民の構図に割って入る形となった下地氏。立候補表明はアメリカのホワイトハウス前からYouTubeで行うという前例のないものになりました。

下地氏がホワイトハウス前を選んだねらいについて「沖縄の問題を解決するにはアメリカとの交渉が必要」「自分(下地氏)にはアメリカと交渉するパイプがある」という2点をアピールするため、と畠山氏は解説しました。立候補表明後はすぐ沖縄に戻り、県内を回ってその様子をYouTubeで報告するなど本格的な活動をスタートしているとのことです。

下地氏の立候補は票が割れる可能性がある自民党としては避けたい要素。MC鈴木の「自民党は下地さんに出馬しないでくれという交渉をするのでは?」という質問に対して畠山氏は「もちろんすると思うけど、そういう交渉をされたくないからこそのホワイトハウス前なのかもしれない」と推測しました。

沖縄県内の主な選挙を振り返り

畠山氏が最後に沖縄県を取材したのは2018年の県知事選挙。沖縄県内の選挙の様子について畠山氏は「独特。お祭りのよう」とコメント。

畠山氏「演説では三線が演奏されたり、当選したらカチャーシーを踊ったり。」「みなさん一生懸命楽しむし応援している非常に熱い地域」

今回の県知事選挙も現地で取材されるとのこと。畠山氏は2つの注目ポイントを挙げました。

1つ目は今までオール沖縄を支援していた金秀グループの呉屋氏が支援をやめたことが選挙にどう影響するのかというポイント。2つ目は辺野古の米軍基地建設については玉城氏も下地氏も反対の姿勢を示しており、有権者がその点をどう判断するのかというポイントです。

沖縄県知事選挙は9月11日投開票。当日まで目が離せません!

動画本編はこちら!

沖縄は選挙特区?畠山氏が見た沖縄の「自由な選挙」とは?

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