3年ぶり“納涼ビール電車” 長崎電気軌道 9月10日まで

崇福寺停留所を出発する「納涼ビール電車」=長崎市油屋町

 ビアホール風の路面電車で飲食を楽しむ長崎電気軌道(長崎市)の「納涼ビール電車」が29日から始まった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの運行。イベント電車「シティークルーズあかり」を導入してから初めて。9月10日まで。
 約30年続く夏の風物詩。人数制限や各席のアクリル板設置、乗客の検温・消毒など感染対策を徹底して実施する。1日1便で期間中計33便運行。崇福寺停留所から蛍茶屋、桜町、長崎駅前、浦上車庫、大波止を経由し、約1時間半で戻る。
 ビールなど飲み放題と弁当付きで1人4400円。予約制。8月20日までの運行分は完売した。8月22日~9月10日の運行分は8月8日正午から販売する。
 購入は同社ホームページの特設ページから。クレジット決済のみで、会員登録が必要。


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