【DeNA】育成の平良、宮城が支配下登録 平良「これからが本当の勝負」

左から平良拳太郎、宮城滝太(資料写真)

 横浜DeNAは30日、育成選手の平良拳太郎(27)と、宮城滝太(22)の2投手と支配下選手契約を結ぶと発表した。背番号は平良が059から59に戻り、宮城が100から92に変更される。 

 通算15勝を挙げている平良は、2017年にフリーエージェント(FA)の人的補償で巨人から加入。昨年6月に右肘内側側副靱(じん)帯(たい)の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、オフに育成選手として再契約して復帰を目指していた。 

 球団を通じ「支配下復帰を目標にリハビリしてきたので、うれしさとともにこれからが本当の勝負だという気持ち」とコメント。「まだファームの試合で登板できていないが、1軍で結果を出せるように頑張りたい。結果で恩返ししたい」と意気込んだ。

 宮城は滋賀学園高から19年に育成ドラフト1位で入団。昨年11月に右肘のクリーニング手術を受け、4年目の今季はイースタン・リーグ17試合で1勝0敗、防御率3.74をマークしている。球団を通じ「やっとスタートラインに立てたうれしさがある。1軍の舞台で自分の力がどのくらい通用するのか試したい。チームの顔になれるよう頑張っていきたい」とコメントした。

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