SDGs報道枠組み 山陽新聞加盟 地域の課題解決、魅力創出へ注力

SDGメディア・コンパクトのロゴ

 山陽新聞社は、国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた世界の報道機関などの枠組み「SDGメディア・コンパクト」に30日付で加盟した。これまで以上に関連機関と連携しながら目標達成に取り組んでいく。

 地球環境を保全しつつ、人類が豊かに暮らせる社会の実現を目指すSDGs。山陽新聞社は持続可能な地域づくりの道標でもあると捉え、早くから積極的に先進事例を紙面で伝え、シンポジウムを開くなど啓発活動や機運の盛り上げに努めてきた。

 そんな中で新型コロナウイルス感染症のパンデミックは社会変革を一気に促し、地域の暮らしを一変させた。このため山陽新聞社は改めて住民の声を聞き、持続可能なより良い地域の在り方を探り、地域の課題解決や魅力創出へつなげる「吉備の環(わ)プロジェクト」を立ち上げ展開している。

 同プロジェクトはSDGsにも合致することから、同メディア・コンパクトに今回加わった。国内ではこれまでに約170社が加盟している。

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