人気ドラマへのゲスト出演が続く芸歴15年目の入江甚儀

俳優の入江甚儀が、28日に放送されたテレビ朝日系木曜ミステリー「遺留捜査」の第3話にゲスト出演し、1人2役を演じた。

事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う優しさと、超マイペースで空気を読まない不思議キャラで、視聴者を虜にしてきた上川隆也演じる刑事・糸村聡の活躍を描く人気シリーズ。

入江演じる、元非行少年が殺害される痛ましい事件が発生。捜査を進めるうち、なんと被害者には入江演じる双子の弟がいることが判明。入江は「“格差ある人生をたどってきた双子の兄弟」という難役を見事に演じ分けた。

このドラマの前には、俳優の永野芽郁が主演を務めるTBS系ドラマ「ユニコーンに乗って」の12日放送の第2話にゲスト出演。

教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」の若きCEO・成川佐奈(永野)らの奮闘と恋を描いた同ドラマ。入江が演じたのは元サッカー選手で人気YouTuberのTAKA役。佐奈たち「ドリームポニー」のメンバーに大事な気づきを与えた。

「今年4月期のTBS系ドラマ『インビジブル』にもゲスト出演したが、出演シーンに視聴者が思わず注目してしまう、引きつけられる演技を見せている。それができなければ、なかなか話題に、ドラマに続けてゲスト出演できることはない」(芸能記者)

2007年、中学2年生の時に、神木隆之介や志田未来ら同年代の芸能界で活躍する役者たちの刺激を受け、志田が所属する研音の新人オーディションに応募し合格した。

2008年1月に事務所入りすると、その3日後にフジテレビ系のドラマ「絶対彼氏 ~完全無欠の恋人ロボット~」へのレギュラー出演が決定。自分の実年齢(当時)より4歳上の18歳の浪人生役で俳優デビューを果たした。

その後、数々の映像作品に出演を果たし、今年で15年目。イケメン俳優として売り出されたが、名脇役の道を着実に歩んでいる。

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