石原さとみが産休を経て「トリセツショー」のMCに復帰

石原さとみが、MCを務めるNHK総合の「あしたが変わるトリセツショー」(木曜午後7:57)の8月25日放送分から復帰することが発表された。

同番組は、食・健康・生活、あらゆるテーマを、最新科学と大実験・大調査を基に解き明かし、真のお役立ち情報満載の“トリセツ(取扱説明書)”にして紹介していく情報科学エンターテインメント番組。産休を経て、番組復帰となる石原は、7月28日の放送で直接復帰を報告した。石原の収録はすでに始まっており、今後も、石原の体調や育児の事情を踏まえながら、柔軟に収録を進めていく。

また、石原が産休の間、助っ人エンターテイナーとして計8回の放送でMCを務めた市村正親について、番組側は「華やかで明るい石原さんとはまた違う、生粋のエンターテイナーとしての魅力と存在感で番組をグイグイと引っ張っていただきました。『骨のトリセツ』の回では1人2役で人形劇に生で声を当てていただいたり、『呼吸のトリセツ』では、プロジェクションマッピングによるプレゼンテーションに挑戦していただいたりと、われわれ制作陣の想像力と制作意欲を常にかき立てる存在でした。舞台で大変お忙しい中、突然のオファーを快く受けていただき、ここまで本当に楽しく、番組を支えていただいたことにスタッフ一同、深く感謝をしております」とコメントしている。

石原は「3カ月ぶりに帰ってきました! 市村さんに助けていただいている間、とにかく出産・子育てに向き合う毎日でしたが、この番組に復帰するという目標を持って、前向きに、体調も整えてきました。母という立場にもなって現場に戻って来てあらためて思うのは、子育てとか、仕事とか、家庭とか、皆さんそれぞれがお忙しいと思うのですが、その生活の中で、ほんの少し工夫をするだけで、豊かに、ハッピーになれることが本当にあるということ。それは番組を通じて、私自身が実際に体感して幸せに感じていることなので、それを1人でも多くの方にお伝えして、皆さんの生活にハッピーな時間が少しでも増えるお手伝いができたらいいな、と思っています。体も軽くなって(笑)、また新たな気持ちで挑めたらと思います! ぜひご覧ください!」と意欲を燃やす。

市村は「さとみさんからバトンを受けておよそ3カ月間、無事に番組をお返しすることができてまずはホッとしていますが、とても楽しい経験をさせてもらいました。来年で俳優生活50周年なのですが、制作チームのアイデアと力と情熱といろいろなものを受け止めて、50周年を迎える前に、集大成を皆さんにお見せすることができたような気がします」と感想を伝え、「これからはテレビの前で『トリセツショー』を見て、いろんなことを学んでいきたいと思いますが、まだまだ『トリセツショー』ではお見せしていない部分もあるので、機会があれば、また応援に行きたいと思います。楽しみにしています!」と話している。

なお、石原が復帰する8月25日放送分では、「トウモロコシのトリセツ」を取り上げる。鮮度とともに味がどんどん落ちていくトウモロコシ。そのうまさを引き出すための工夫を、スーパーで実験。さらに、いつもは捨ててしまうある部分を活用し、トウモロコシそのものの旨みを増し、さまざまなトウモロコシ料理の味も底上げする、究極の方法も紹介する。

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