「ちむどんどん」で親子を演じる仲間由紀恵&黒島結菜が沖縄戦を知るための旅へ

NHK総合では8月1日に、特集番組「仲間由紀恵・黒島結菜 沖縄戦“記憶”の旅路」(午後10:00)を放送する。

日米合わせて20万人以上がなくなった沖縄戦。同局の連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8:00ほか)に出演する仲間と黒島だが、ドラマの中では仲間演じる母・比嘉優子が、黒島扮(ふん)するヒロイン・暢子に自らの戦争体験を伝えていく。ドラマ収録前に、2人は沖縄戦を知るための旅に出た。戦時下でも笑顔の少女たち、突如放り込まれた洞窟の日々…今なお行方の知れない家族を捜す人。2人の故郷、沖縄で77年前の“記憶”をたどる。

仲間は「私が演じている優子は戦争体験者として、沖縄戦を具体的に語ります。私は沖縄出身で、子を持つ母になったからか、沖縄戦を伝えたいという思いが以前より大きくなっていて。この番組に出演したことで優子の過去としっかり向き合う機会となり、あらためて勉強させてもらいました。沖縄戦を経験した方々はもちろん、今なお戦争で苦しんでいらっしゃる方々にも届くような番組になっていればうれしいです」とメッセージを寄せる。

黒島は「今回この番組であらためて沖縄戦と向き合い、これからの私たちにできることを考えました。今も世界のどこかでは戦争をしていて。過去の出来事は決して忘れてはいけません。無関心でいてはいけません。沖縄で起こったことを知り、そしてこれからのよい未来をつくるきっかけの一つになればと思います」と訴えている。

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