メジャーリーグ公式サイトのウィル・レイッチ記者は毎月恒例となっている１カ月のオールスター・チームを選出する特集記事を公開し、７月のオールスター・チームの顔ぶれが決定した。大谷翔平（エンゼルス）、鈴木誠也（カブス）、ダルビッシュ有（パドレス）ら日本人選手は今月も選ばれず、これで日本人選手は３カ月連続で選出なしという結果に。４月に鈴木がナショナル・リーグ外野手部門で選ばれたのが今季ここまで唯一の選出となっている。
選ばれたメンバーの顔触れを眺めてみると、アメリカン・リーグ外野手部門はアーロン・ジャッジ、マット・カーペンター、アーロン・ヒックスとヤンキースの３人が独占する結果となった。また、ナ・リーグ指名打者部門は42歳のアルバート・プホルス（カージナルス）が選出。ホームラン・ダービーで１回戦を突破してドジャー・スタジアムを沸かせた大ベテランは、今月ここまで18試合に出場して打率.320、３本塁打、７打点、OPS.944をマークしている。
先発投手部門は、ア・リーグが２カ月連続でディラン・シース（ホワイトソックス）、ナ・リーグは故障から復帰して好投を続けているマックス・シャーザー（メッツ）が選ばれた。シースは防御率0.33をマークした６月に続いて、今月も５試合に先発して４勝１敗、防御率0.61と絶好調。シャーザーは今月上旬に戦列復帰を果たし、５先発で１勝１敗ながら防御率1.39と抜群の安定感を見せた。
レイッチ記者が選出した各リーグの７月のオールスター・チームの顔ぶれは以下の通り。
アメリカン・リーグ
捕手：ショーン・マーフィー（アスレチックス）
一塁：ジョシュ・ネイラー（ガーディアンズ）
二塁：ホルヘ・ポランコ（ツインズ）
三塁：ホセ・ミランダ（ツインズ）
遊撃：コリー・シーガー（レンジャーズ）
外野：アーロン・ジャッジ（ヤンキース）
外野：マット・カーペンター（ヤンキース）
外野：アーロン・ヒックス（ヤンキース）
ＤＨ：ヨーダン・アルバレス（アストロズ）
先発：ディラン・シース（ホワイトソックス）
救援：ブロック・バーク（レンジャーズ）
ナショナル・リーグ
捕手：カーソン・ケリー（ダイヤモンドバックス）
一塁：フレディ・フリーマン（ドジャース）
二塁：ギャビン・ラックス（ドジャース）
三塁：オースティン・ライリー（ブレーブス）
遊撃：トレイ・ターナー（ドジャース）
外野：フアン・ソト（ナショナルズ）
外野：クリス・ブライアント（ロッキーズ）
外野：スターリング・マルテ（メッツ）
ＤＨ：アルバート・プホルス（カージナルス）
先発：マックス・シャーザー（メッツ）
救援：エドウィン・ディアス（メッツ）
