マダニが媒介し、本県での発症が多く死亡率が高い人獣共通のウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」をめぐり、宮崎大は感染したネコを治療するための簡易隔離シェルターの開発を始めた。ネコの致死率は50%超と特に高く、近年はネコから人への感染例も各地で確認されている。動物病院などの現場は危機感を募らせており、開発チームは「SFTSから人とネコを守るため実用化を急ぎたい」としている。
ネコ用シェルター開発へ マダニ感染症から飼い主、獣医守れ
- Published
- 2022/07/31 10:00 (JST)