第46回「糸魚川おまんた祭り」(同実行委員会主催)は7月30日夜、糸魚川駅日本海口ロータリーでフィナーレの「ミニ市民流し」が繰り広げられた。新型コロナウイルス感染防止のため「大市民流し」の実施はかなわなかったものの、〝祭りの主役〟が3年ぶりに復活。最近の感染拡大傾向で9団体の約70人(主催者発表)と少なめだったが、参加者は休憩を挟んで1時間30分、「おまんた囃子」の名調子に乗って踊り、来年へ希望をつないだ。
終幕を告げる「大手締め」で参加者、見物客、主催者が手と心を合わせて三本締めを行った。音頭をとった丸山武昭実行委員長は、「おまんたの輪を全国各地に広げていきましょう」と呼び掛けた。
いといがわ元気花火の会「おみちよう花火」がアルプス口の夜空に打ち上がり、来場者の帰路を照らした。
◇2万5000人来場 駅北にぎわう
今年は「東京力車」による人力車乗車体験・ゲストライブなどの多彩な企画を実施。「Weeklyおまんたバル祭」「ほんちょーレトロ夏祭り」「お化けの館」などのイベントと連動した。同実行委によると、駅北地区全体で約2万5000人が来場。駅前通りとみーちゃん通りに設置した「縁日広場」に42店舗が出店した。