発光ダイオード(LED)を取り付けた小型無人機(ドローン)64機が夜空を彩るショーが7月31日夜、福井県の坂井市ハートピア春江で行われた。合併前の旧4町にちなんだ模様などを上空約60メートルに描き出し、多くの観客を楽しませた。
同会場で3年ぶりに開催された「はるえイッチョライでんすけ祭り」(福井新聞社後援)のフィナーレとして、祭り実行委員会が企画した。本格的なショーは県内初という。
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午後8時40分ごろ、上空で待機していたドローンが一斉に光を放った。自在に飛び回り、ユリやカニ、おにぎり、丸岡城を次々と表現した。幾何学模様や立体的な図柄、HARUEの文字もカラフルに浮かび上がった。
祭りのテーマは「Re:boot~再始動~」。日中は、坂井市春江町に伝わる伝統民謡「でんすけ踊り」のほか、同市出身のシンガー・ソングライター荒巻勇仁さんのライブ、和太鼓、ダンス、ヨサコイなど多彩なステージを繰り広げた。