Rソックス逆転勝利 先発投手が7月の初勝利で不名誉な記録を回避

【ブリュワーズ2-7レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

レッドソックスは2点ビハインドの5回裏に4本のタイムリー二塁打で一挙5点を奪い、逆転に成功。6回裏にも2点を追加し、ブリュワーズを7対2で破って本拠地フェンウェイ・パークでの3連戦の被スイープを回避した。レッドソックス先発のジョシュ・ウィンコウスキーが4勝目(5敗)を挙げ、ブリュワーズ先発のアーロン・アシュビーは9敗目(2勝)。なお、レッドソックスの澤村拓一は登板機会がなかった。

苦しい戦いが続くレッドソックスは、2回表にハンター・レンフローの19号2ランで先制され、2点を追う展開に。しかし、5回裏に相手のミスなどで二死1・2塁のチャンスを迎えると、ザンダー・ボガーツ、J・D・マルティネス、クリスチャン・バスケス、アレックス・バードゥーゴと四者連続のタイムリー二塁打が飛び出し、一気に逆転に成功した。続く6回裏にはジャッキー・ブラッドリーJr.のタイムリー二塁打とジェイリン・デービスのタイムリーで2点を追加。ブリュワーズに反撃を許さず、7対2で勝利した。

レッドソックス先発のウィンコウスキーは5回7安打2失点で4勝目を挙げたが、これがレッドソックスの先発投手陣にとって7月の初勝利だった。もし今日の試合でも先発投手が勝てなければ、丸1カ月間先発投手に白星が付かなかったことになり、1996年9月のタイガース、2022年4月のパイレーツに続く史上3度目の不名誉な記録になるところだったが、24歳の新人右腕が試合を作り、チームを救った。

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