市制100年祝い1万発 20日に小江戸川越花火大会 会場内観覧を1万人に限定、観覧券販売は3日から

小江戸川越花火大会の観覧券を3日から販売

 小江戸川越観光推進協議会は埼玉県川越市の市制施行100周年記念として、「第30回小江戸川越花火大会」を8月20日に開催。同3日正午から、観覧券の販売を開始する。

 毎年夏に開かれていた花火大会は、新型コロナウイルス感染拡大のため、昨年と一昨年が中止となり、3年ぶりに実施する。観覧場所は同市安比奈新田の安比奈親水公園で、開催時間は午後7時~同8時45分。4号玉やスターマイン、メッセージ花火など、例年より2千発多い約1万発が打ち上げられる。

 過去の大会では、約8~10万人の観覧客が訪れたが、感染が再び急拡大していることを受け、公園内での観覧をチケット購入の1万人に限定。飲食などの出店や無料駐車場の設置を取りやめ、入り口で検温と手指消毒を行うといった感染防止策を取る。

 料金は市民が100円(8千枚)、市外が千円(2千枚)。的場緑地駐車券が1台千円(600枚)。観覧券は県内のファミリーマートのほか、CNプレイガイドのウェブサイト(発券は県内のファミリーマート)で販売する。

 問い合わせは、川越駅観光案内所(電話049.222.5556)へ。

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