男性死亡…道に迷い、岩場付近で120メートル下に滑落 友人らと登山中だった 斜面でうつぶせの男性発見

天理岳登山中 男性が滑落死=小鹿野町

 30日午後4時ごろ、埼玉県小鹿野町両神薄地内の天理岳(標高1173メートル)で、富士見市鶴瀬西3丁目、無職の男性(86)が滑落し、死亡が確認された。

 小鹿野署によると、男性は友人男性(80)ら計3人で登山中だった。下山中に道に迷い、山頂から約1キロ離れた岩場付近で、何らかの理由で約120メートル下に滑落した。友人男性が119番し、山岳救助隊や消防隊員らが捜索したところ、山林の斜面でうつぶせの状態で倒れている男性を発見した。同署は何らかの原因で滑落したとみて、詳しく調べている。

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