東映チャンネル×日本映画専門チャンネルで「没後30年 五社英雄 情念の軌跡」特集を実施

東映チャンネルと日本映画専門チャンネルでは、今年没後30年となる映画界の鬼才・五社英雄監督の代表作を2カ月にわたり特集する共同企画「没後30年 五社英雄 情念の軌跡」をおくることが決定。本企画は、五社が東映で手掛けた全11作品を網羅し、東映チャンネルでは7作、日本映画専門チャンネルでは4作を放送する。

東映チャンネルで届けるのは、任侠の世界を“極道の妻”の目線で、エンターテインメント性満載に描いた岩下志麻主演の大ヒットシリーズ「極道の妻たち」第1作(1986年)をはじめ、かたせ梨乃や名取裕子らの新たな魅力を引き出し、己の肉体一つでタフに生き抜く女性たちの奮闘を収めた「肉体の門」(88年)、夏八木勲を抜てきして、西部劇風に演出したダイナミックかつスピーディーな時代劇「牙狼之介」「牙狼之介 地獄斬り」(ともに66年)をおくる。

ほかにも、仲代達矢と岩下が共演し、男女の愛憎をすさまじいアクションとエロティシズムで描くスペクタクル・ロマン「北の螢」(84年)、中村錦之助(現・萬屋錦之介)が主演を務めたアクション時代劇「丹下左膳 飛燕居合斬り」(64年)、安藤昇、菅原文太、小林旭、丹波哲郎の4大スターが勢ぞろいの超大作「暴力街」(74年)もオンエア。なお、日本映画専門チャンネルでは、今月は「鬼龍院花子の生涯」(82年)と「陽暉楼」(83年)、9月に「櫂」(85年)と「吉原炎上」(87年)を届ける。

さらに、東映チャンネルでは10月に「友近プレゼンツ 私が愛する五社英雄監督」と題した特集を予定。特集では「鬼龍院花子の生涯」と「極道の妻たち」をおくるほか、友近がチャンネルオリジナルの情報番組「シネマ☆チョップ!」に登場。五社監督への愛と作品の魅力などを熱く語り、特別上映「没後30年 五社英雄監督 情念の軌跡 in 新文芸坐」(8月27日~9月6日/池袋・新文芸坐)」を記念し、上映初日に行われるトークショーに登壇する模様も紹介する。

没後30年、今もなお映画シーンで語り継がれる、五社の情念に満ちた世界は必見だ。

【作品情報】

「肉体の門」
東映チャンネル
8月7日 午後8:00~ ほか


「極道の妻たち」
東映チャンネル
8月8日 午後8:00~ ほか
※10月も放送予定


「牙狼之介」
東映チャンネル
8月9日 午後8:00~ ほか


「牙狼之介 地獄斬り」
東映チャンネル
8月10日 午後8:00~ ほか


「丹下左膳 飛燕居合斬り」
東映チャンネル
9月1日 午後8:00~ ほか


__「暴力街(1974)」
__東映チャンネル
9月2日 午後8:00~ ほか


「北の螢」
東映チャンネル
9月3日 午後8:00~ ほか


「鬼龍院花子の生涯」 4K リマスター版
東映チャンネル
10月放送

※放送日時は変更になる場合あり。

© 株式会社東京ニュース通信社