Vリーガーがバレー教室 小中学生と対戦も 小浜体育館落成記念

Vリーガーによるバレーボール教室=雲仙市小浜体育館

 今年4月に供用開始した雲仙市小浜体育館(小浜町)で、Vリーガーによるバレーボール教室があり、市内の小中学校バレー部員約100人がプレーの技術を学び、選手とのミニゲームも楽しんだ。
 同体育館落成記念イベントとして、市教委がVリーグ女子1部の東レアローズと、同2部のフォレストリーヴズ熊本を招き、7月23日に開催。両チームのエキシビションマッチと、小中学生向けの教室があった。
 小中学生は三つのコートに分かれて、両チームの選手からサーブ、レシーブ、トスのこつや体の動かし方を教わった後、ミニゲームで選手に挑んだ。市立吾妻中3年の井川七星さん(15)は「スパイクを打つ時の踏み込み方を教わった。高校でもバレー部に入りたいので、練習を続けたい」と話した。
 市立小浜中出身でフォレストリーヴズ熊本に所属する七條彩乃選手(24)は「小中学生に元気をもらった。基本を大切にしながら、強い気持ちでプレーしてほしい」と故郷の後輩たちにエールを送った。

© 株式会社長崎新聞社