趣里、生見愛瑠、シソンヌ・じろうが「石子と羽男」第4話にゲスト出演

趣里、生見愛瑠、シソンヌ・じろうが、TBS系の連続ドラマ「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」(金曜午後10:00)の8月5日放送・第4話にゲスト出演する。

有村架純と中村倫也がダブル主演を務める本作は、問題を抱えてマチベン(町の弁護士)のもとにやって来る人々の人生や社会にひそむ問題、またそれに関わる人間模様を描くリーガル・エンターテインメント。4回司法試験に落ちた崖っぷちで東大卒のパラリーガル(弁護士の指示・監督の下で、法律関係の事務に携わる専門職)の“石子”こと石田硝子(有村)と、司法試験予備試験と司法試験に1回で合格した高卒弁護士の“羽男”こと羽根岡佳男(中村)という正反対のようでどこか似た者同士の“石羽コンビ”が、さまざまなトラブルに挑む中で、自らのコンプレックスに向き合い成長していく姿をオリジナル脚本でコミカルに映し出す。

趣里が扮(ふん)するのは、妹がひき逃げで逮捕されたことに動転して「潮法律事務所」に連絡してくる堂前絵実。2年前に交通事故で両親を亡くし、一緒にいた自身の命は助かったものの視力を失っている。その際、親身になって支えてくれたのが石子の父・潮綿郎(さだまさし)だった。妹思いの優しい姉で、妹から聞いた事故の状況を石子たちに伝え、救いを求める。そして、生見は、絵実の妹で、事故の加害者である堂前一奈を演じる。電動キックボードを運転中に接触事故を起こし、転倒した相手が帰宅後に意識を失い病院に緊急搬送。事件として捜査していた警察に逮捕されてしまう。しかし、一奈は事故直後に相手の男性を救護し「けがはない」と言われたと主張。勝気で少々荒っぽいが、お姉ちゃん子で素直な性格である。

そして、じろうは一奈が運転する電動キックボードと接触事故に遭う、新庄隆信役を務める。事故後、歩いて帰宅し妻とも会話をするが、突然意識を失い救急搬送され、その後、意識を取り戻す。

趣里は「(プロデューサーの)新井順子さんと(演出の)塚原あゆ子さんとご一緒させていただくのはすごく久しぶりで、もう一度お仕事したいなと思ったのですごくうれしかったです。身が引き締まる思いで、頑張ろうって思いました。目が不自由な役というのは初めてだったので取材させていただきましたが、前向きにポジティブに人生を生きるという印象を受けました。絵実にもいろいろな過去があるんですが、大切な妹のために頑張るっていうのは思っていました」と役作りについて明かし、「石子と羽男のコンビがいてくれると助かる人はたくさんいるだろうなって思いました。歩く時とか気を付けようと。ぶつからないように人に優しく生きようと思わせてくれるお話です」と見どころを紹介。

生見は「こういったリーガルもののドラマが初めてだったので、とてもうれしかったのですが、すごく緊張しました。一奈は最初はとんでもない女の子だなって思われそうですが、お姉ちゃんの前だと子どもに戻ったりして、言葉はちょっとやんちゃですけど、本当に純粋で素直なお姉ちゃんが大好きな女の子です」と役柄を説明。続けて「今回の撮影で電動キックボードに乗るために原付免許を取りましたが、(運転が)結構難しくて、これを無免許で乗るのは怖いって思います。身近な事件を題材にしたお話で、誰にでも起こり得ることなので、あらためて私も気を付けなきゃなと思いました。そして、家族の大切さとか、あったかさを感じる作品になっているので、そういうところも見ていただけるとうれしいなと思います」とアピール。

じろうは「ドラマにレギュラーで呼ばれることはありません。大体1話ゲストで、役柄は、変なやつ、嫌なやつ、気持ち悪いやつ、変で嫌なやつ、変で気持ち悪いやつ、変で気持ち悪くて嫌なやつ、の6択です。今回はどの役柄でしょうか。6択以外かもしれませんよ」と期待をあおっている。

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